情シスの副業はオフラインで探すことを提案したい

地域貢献と副業

どうもこんにちは、MD(@digitalgakari)です。私が現在3人の育児中ということもあり、情シスの副業としてお金をもらうまでに時間がかからない方法として、オフラインで仕事を探すことを今回提案します。

「手っ取り早く稼ぐ」というと言葉が悪いですが、例えば副業として有名な物販転売(せどり)やアフィリエイト、プログラミングを未経験から始めるとなると、実際にある程度稼げるようになるまでに時間がかかるのと、時間短縮するまでにはスクールに通うなど出費もかかってしまいます。

だったら今持っている知識を使ってまずは稼ごう、というのが話の前提にありまして、その上で「何を売るのよ?」「どうやって探すのよ?」という問いへの1つのアンサーになるかと。

仕事が集まりそうな場所に行く

結論から言うと、市や区など公共団体が主催する創業セミナーのような、経営に関する相談者が集まる会に参加し、そこでの懇親会でITに関する悩みごとや困っていることを聞いてみることをおすすめします。

私自身がどのようなセミナーに参加したかというと、区が主催する参加無料の創業塾と呼ばれる、これから創業したいと考えている人向けのもので、講義形式で事業計画書を作ったり、企業理念を考えたり、経理や人事についての内容で、講師は毎回変わり中小企業診断士や日本政策金融公庫の担当者、実際に創業した人、など内容自体も学びになるものでした。

参加した当初の目的としては、仕事をもらうために参加したわけではなく、単純に起業するためにどのようなステップを踏めばいいのか知りたくて参加したわけなのですが、そこでは様々な人が創業しようと考えている理由などに触れることができ、参加者皆さまの話自体が面白いというのと、あまりITに詳しい人がその場にいなく、その場でも仕事が発注されそうな感じでした。

異業種交流会はNG

とはいえ、オフラインなら何でもいいかというとそうでもなく、異業種交流会のような、参加者全員が全員に対して売り込みをかけるような場所では、ものすごくトークスキルに長ける人であれば別ですが、常人にはなかなか厳しそうです。

参加者全員が商品を持って参加しているわけで、これから情シスのスキルを活かして副業をしようと考えている段階の人がいけば、いいカモになってしまいます。

まずは、自分のスキルがなんなのか、どのようにパッケージすれば販売できるのか、を考える意味でも、市区町村が主催する創業セミナー・起業セミナーへの参加をおすすめします。

だいたい無料ですし、事業計画書を書くにしても、中小企業診断士の方が添削してくれたりしますので、スキルの棚卸しができます。

さりげなく主催者に自己アピールする

自分がどのような相手に対して仕事がしたいのかなどを考えたあとに、創業セミナー参加者にもヒアリングをすることでどのようなことに困っているかというニーズも聞き出せるので二重にメリットがあります。

ただ、実際にはその場ではヒアリングでとどめておいて、仕事になりそうな場合は主催者に話を通して主催者経由で仕事を発注してもらうようしましょう。

というのも、けっこうこのあたり繊細なところで、直接仕事を請けるとその場限りになってしまいがちなんですが、主催者を通すと、進捗報告などが主催者にできるようになり、主催者には様々な相談事が創業希望者から届くわけで、その中でITに関することを逆に私に相談してくれるようになりました。

参加者に対しても主催者に対しても、仕事がほしい的な欲をその場では出さず、ニーズのヒアリングにとどめておいて、その場で助言できることはすべて無償で応える(その後もサポートが必要であれば主催者を通してもらう)、というスタンスを取っていたのが、後々いい影響を生み出しそうです。

オンラインで直接仕事を探さない

ITの知識を活かそうと、ランサーズやクラウドワークスなどオンラインで仕事を探すとなると、単価勝負になることが多く、また、作業者を募集してるところが多いので内職的な感じになり、それだったら本業で残業したほうが良さそうな気がします。

私含めて一般的な情シスだと、サーバの管理はできてもイチから構築することは難しいと思いますし、ヘルプデスクを自分の商品として販売しても、相手がオンライン上だとどんな人か分からないので、出たとこ勝負になってしまいます。

それに比べてオフラインであれば、まずどんな人でどんな思いで起業したのかなど聞くことができますし、その人の役に立てるというお金以外のモチベーションも生まれます。

情シスのコアスキルはITの翻訳

自分の中で売れる商品をお持ちの方は、商品を提供する先としてインターネットを活用してオンラインでも仕事を探すべきかと思いますが、情シスの多くはIT周りで困っている人に対してサポートをするという業務に従事している人が多いかと思います。

ヘルプデスク業務なんて特にそうですが、IT周りの困りごとにたいして解決方法を提供する、だいたいの場合Google検索すれば済むことが多いわけで、重要なのは相手が何に困っていて、本当にほしい結果はなにか、を提示するヒアリング力と提案力です。

このヒアリング力と提案力が情シスの武器だと思っていて、それを活かすのはオフラインでの起業を目指す人達へのサポートがいいのかなというのが、少しずつ受注し始めた私の実感です。

まとめ

今回の記事では、情シスが副業を始めるとしてどのような方法があるかという観点から、オフラインでのヒアリング方法として起業・創業セミナーへの参加をおすすめしました。

このあたりの話は他にも色々お伝えしたいことがあるので、また書いていきたいと思います。参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

MD / でじたるがかり

MD / でじたるがかり

はじめまして、MDと申します。現職はコンサルBIG4のIT担当者。新卒でブラック営業→倒産→派遣で社内SE→正社員登用→現職という感じで派手に氷河期を生き抜いてます。副業で地元の飲食店などのITサポートも。難病のクローン病持ち。子どもは3人。詳細は↓の地球儀アイコンをクリックしてみてください。

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現職はコンサルBIG4のIT担当者。新卒ブラック営業が倒産→転職先が見つからず上京→メーカーの情シス派遣社員→リーマンショックでクビ→商社の派遣情シス→正社員登用→13年ほど勤めたあと転職して現職。氷河期世代を生き抜いてます。/副業は地元のITサポート / 3児の父 / 情報処理安全確保支援士 / クローン病 / 詳細は↓の地球儀アイコンをクリック

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