どうもMDです。ここ数日クローン病についてブログ記事を書いています。今回は仕事について書いていきたいと思っています。
社会人になってからクローン病を患ってからも仕事を続けていくだけでなく、何度も転職をしてきました。
転職の理由は様々で、会社が倒産したり、派遣切りにあったり、自分ではどうしようもない理由の時もあれば、収入アップのためだったり、在宅勤務の環境を得るためといった、個人的な理由だったり。
もちろん、この病気が原因でクビになったことはないですし、転職がうまくいかなかったりしたこともないです。
今回は転職のことは置いといて、私の仕事に対する向き合い方というか、会社員としての振る舞い方を紹介できればと思っています。何かのお役に立てば幸いです。
もくじ
病気を患っていても仕事は続けていく必要がある
自分の病気がクローン病ということがわかって入院している間、考えていたことは「どうやって仕事を続けていこうか」ということです。
その時の答えとして、「会社員として働きつつ、個人でも稼げるように副業を始める」というものでした。
とはいえ、本業が中途半端の状態で副業に手を出しても、どっちも上手くいかないと考え、まずは会社員として評価されるビジネスマンになることに決めました。
このときどうして副業が最初に頭によぎったのかというと、病気が原因で会社にいられなくなった時に備えたかったのですが、まずは会社員として成果を出してからだろうと。
そもそも働く必要があるのか
具合が悪い時くらい仕事のことは忘れて静養した方がいいんじゃないかと思われるのですが、クローン病って頻繁に体調が悪くなるものの、仕事が全くできないという状況まで陥ることが少ないです。
ですので、一旦無職になるなどで仕事を手放すと、体調が良くなって仕事を探そうとしても「いつまた体調が悪くなるか分からない」という考えが頭に浮かんでしまい、身動きが取れなくなってしまうからです。
だからこそ、私の考えとしては「どんな状態だとしても会社員として在籍しておく」ことが大事だと考えていました。
必要な人材と会社から認められるために
正社員って今はまだ無敵の立場です。解雇規制緩和論といった、そのうちアメリカのように簡単に解雇できるようにして時代の流れで雇用を流動化できるようにしましょうという議論もありますが、まだそうなっていません。
例えば横領といった犯罪や、重大な過失があるようなミスを起こした場合なんかは当然クビになりますが、逆にいうとそこまでしないとクビにならないのです。
なので、中には問題になるギリギリまでサボって正社員のポジションをキープする不届者がいますが、もちろんそこを目指すのではなくて。
会社にとって必要な人材と評価されることで、会社の収益に貢献して、たまに具合の悪い時でも大目に見てもらえるようにしておくことで、自分のメンタル的にも働きやすい環境を作ることができます。
他人からどう思われているか考えてしまう
当たり前ですが、社内の評価がどうあれ、例えば真剣に仕事をしていて上手く成果が出ないなかで持病が悪化して休むことになったとしても、周りの社員で悪く思う人なんていません。
それは分かっていても、自分の中で引け目を感じてしまうじゃないですか。
私がそういう風な考えを持ってしまっていて、そこのメンタルの部分を簡単に変えることができればまた話は違ってくるのですが、自分の性格や受け止め方を変えるというアプローチではなく、会社で認められることで自信を持つというか、成果というプラスと病気というマイナスの帳尻を合わせるようにしました。
凡人が会社に認められるたった一つのコツ
この記事で一番お伝えしたいのはこの部分です。
会社に認められるような成果を出すと書きましたが、何か一発すごいことをしてやるといった野心的なものでも、誰も持っていないような技術やスキルで圧倒的な結果を出すことでもありません。
そもそも私にそんな能力はなく、私が意識していたのは「チームとして結果が出るように隣の人より少しだけ頑張る」ということです。
こう書くと、それはそれで人を出し抜くようなイメージを持たれるかもしれませんが、結局のところ社内評価は相対的なものです。
隣の同僚が18時に帰るなら、18時半まで残って仕事をするだけでイメージはよくなります。（時代錯誤ですし賛否あるかもですが、間違いなく効果があります。）
その上でチームとして結果が出るように、隣の同僚のサポートをするのです。
ライバルだとか考える必要はなく、同僚の方が評価されるのであれば同僚よりもうちょっと頑張ることでチームとしてはさらに良い結果が出ます。
病気のことは隠さず無理をしない
言わずもがなですが、これができるのは病状が落ち着いている時です。体調が悪い時は最低限の仕事をこなすことに集中し、休まないようにすることを第一に考えます。
この病気と長く付き合っていると、例えば今晩寝たら大丈夫そうだったり、あとどれくらいで復活するとかなんとなく分かってくるかと思います。
ですので、少なくとも上司や周りの人には自分の病気のことを知ってもらいましょう。言いたくない気持ちも分かりますが知ってもらうことで仕事がしやすくなりますので。
クローン病患者が仕事にどう向き合うかのまとめ
というわけで、今回は仕事を続けるためにどう向き合っていくのかを紹介しました。
ざっくりまとめると、人生の長い期間を会社員として働くために、
- 元気な時は隣の人より働く
- 不調の時はなるべく休まないために最低限の仕事に集中する
この２つがポイントかなと。
当たり前だと言われそうですが、これで会社員としてある程度評価されながら働くことができますので、仕事を辞めることは考えずに続けていくことにフォーカスして、私も引き続き頑張りますので、一緒にお仕事頑張っていきましょう。
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