こんばんはMD(@digitalgakarai)です。もしあなたがまだ若手で、余裕を持って業務を回すことが出来ないのであれば今は副業に手を出すタイミングではないでしょう。
少なくともERPリプレイスのプロジェクトリーダーや、新規にCRMを導入して全社の業務フローを変えるなど、従業員を巻き込んだ一大プロジェクトを現場責任者までとはいかなくても、主担当者として現場を回せるレベルの経験をしてからの方が良さそうです。
というわけで、この記事では副業に手を出す前に本業にコミットすべき理由について書いていきます。よろしくお願いいたします。
もくじ
本業にコミットするべき3つの理由
最近はテレビでも副業について語られることが増えてきており、感化された人が副業にチャレンジするという流れができてきています。
このような状況だからこそ、実際に副業をしている私が、どうしてある程度本業で経験しないと副業に手を出してはいけないか、3つ例を上げて説明したいと思います。
トータルで損する
本業が疎かにして評価が下がることにより、役職レベルが上がるのが遅くなり、10年単位で長期的に見て副業で稼ぐ金額以上に損をする可能性があります。
分かりやすく言うと、副業せずに本業一本でコミットしておけば早く出世して給料も上がったのに、本業の手を抜いたせいで万年平社員、というケースです。
もちろんそれでいいという人もいます。本業は正社員という立場だけ維持して最低限の給料だけもらう方が、変に出世して管理職になり社員の板挟みになるよりはいい、という考え方も一理あります。
ただ、それだったら、副業なんてせずに本業で残業したほうが会社にバレて本業がクビになるリスクを考えるとオトクですよね。
私の場合は上司が親会社から出向してくるためポジションが埋まっており昇格が見込めないことと、将来的には勤め先を退職し独立しようと考えています。そのための副業でもあるのです。
ビジネスの基礎を身につけるタイミングを失う
今の雇用制度はまだ新卒で社員を育てるという会社が多いです。
若手のうちに副業に精を出すよりは、本業で先輩に可愛がられてビジネスの基礎を叩き込まれたほうが今後の人生においてとんでもない価値となります。
たとえば議事録作成でも、世の中の人は自分が考えているよりうまくできません。
保護者のPTAの集まりや町内会の会合でも、記事録を書くだけで喜ばれますし、あとになって言った言わないの論争が起こったとしても議事録が回避してくれます。自分の身を守ってくれるわけです。
同様に副業の場面においても、副業とはいえ仕事をするからには顧客や取引先と打合せを行うわけで、そこでビシッと議事録を提出すればそれだけで信用度が爆上がりします。
本業である程度の収入を得ることで、副業でチャレンジできる
べつに副業をするなと言っているわけではないのです。若手のうちに副業に手を出すことによって将来的に損をすることを避けてほしいのです。
いまどのような仕事をしているかはわかりませんが、自分が働いている業界について学ぶことがたくさんあるはずです。その知識は今後どのようなビジネスを行うことになったとしても生きてきます。
ただ、本業の収入が低くて副業を考えているのであれば、まずは転職を考えましょう。
副業はあくまでも余力でやるべきで、さらに言うなら、「いまできること・本業でできていること」を副業として行うのではなくて、「いまできてないけど、これからやってみたい」ということを副業にしましょう。
私の場合はカメラ撮影になります。カメラ撮影の前ははホームページ制作でした。
どういうことかというと、ホームページ制作をしたことがなかったのでほぼ無償でやらせてもらい実績をつけることで、実際に副業でホームページ制作を受注するようになりました。
同じように、次はホームページ制作で使う依頼者の写真を私が撮ることで単価を上げたいと考えていて、いま実際にほぼ無償でやらせていただいています。
カメラのスキルが上がれば家族写真などにもいい影響を与えるので、自分にとってお金以上にとても価値のある副業だと考えています。
このように、ちょっとやってみたいと思うことを副業にするととてもいいと思います。
今のうちに本業のアウトプットを行うことで副業の準備になる
というわけで、若手のうちに副業に手を出さない方がいいという内容でここまで書いてきました。
私が伝えたかったことは、副業は辞めておいたほうがいいと言うことではなくて、今じゃないよねということでした。そんなあなたに最後におすすめしたいことがあります。
それはご自身のブログを作成することです。
内容としては本業のことを書いたらいいと思うのですが色々ありますので、コンプライアンス的に支障をきたさない形で書くことをおすすめします。
何がいいかというと、今までの自分のスキルの棚卸しになりますし、文字を書く練習にもなります。極端な例ではありますが、ブログを書き続けることによって出版社から声をかけられるケースもあると聞いています。
副業という文脈でいうと、アフィリエイトという副業もあります。アフィリエイトで稼ぐにはライティングからは逃れられず、記事作成をおこなうことに慣れるためにも本業のブログで練習すればいいのではないかと。
というわけで、今できないことを少しずつできるように私も頑張りますので、お互い頑張っていけたらと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
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